起きようとしない男
寝床から起きようとしない男は、古今東西のどこにでもいそうな、だらしない奴だが、起きないことに徹するあまり妄想の世界に生きている。その意味では、いそうでいない希有の男の物語。 内容紹介 『小説の技巧』の作家の本領発揮! 初…
旧(読書)
寝床から起きようとしない男は、古今東西のどこにでもいそうな、だらしない奴だが、起きないことに徹するあまり妄想の世界に生きている。その意味では、いそうでいない希有の男の物語。 内容紹介 『小説の技巧』の作家の本領発揮! 初…
旧(読書)
江戸に花開いた注釈の世界は何を意味するのだろう。注釈書の1冊1冊がもつ意味はいろいろあるかもしれないが、特定の古典について多くの人間が次から次と注釈を施す現象(ブームといってもいいかもしれない)は、オリジナル本の読み方を…
旧(読書)
おもろは、歌謡の意で、さうしは草紙(そうし)の意。でも、パット見たら「おもしろそう」に見えなくもない。琉球王朝時代の早い時期に編纂された歌謡集(のいろんな意味で、新バージョンらしい)。 現代日本語訳併記で、…
旧(読書)
谷川俊太郎(著) 新潮社2003年刊 内容(「BOOK」データベースより) 詩人はいつも宇宙に恋をしている。作者にも予想がつかないしかたで生れてきた言葉が、光を放つ。「夜のミッキー・マウス」「朝のドナルド・…
旧(読書)
フィクションとしか思えないくらいの衝撃をうけた。終戦直後の沖縄は、一般に知られる日本の終戦直後とは次元がちがう。ナツコと呼ばれたシンボリックな女性を知らずして、沖縄は語れない。 内容(「BOOK」データベースより) 19…
旧(読書)
政治を哲学するチャールズ・テイラーの著書を読んでみた。1992年刊行の『The Ethics of Authenticity』の全訳本。 ちょっと古臭いかなと案じたのは杞憂だとすぐわかった。近代以降の社会に拡がる不安の要…
旧(読書)
戦中戦後の庶民生活の哀感を、自身の体験をベースに描いた作家、埴原一亟。 ほんと、知る人ぞ知るって感じ。 樺太からの引き揚げ者の物語にしても、戦後すぐの食料統制のありさまにしても、当時の市井の人間模様がやわらかな重みを持っ…
旧(読書)
江戸の町民の人情味あふれる短編連作ドラマ、その第9集だ。主人公は、着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一。脇役は多彩な職種の町民たち。 武士が登場しない分、スリルやサスペンス的要素はないけれども、現…
旧(読書)
書評集でもなければ読書感想文でもない。もとより本人がそう謳っているのだから、詐欺ではない。又吉直樹のそばには、いつも本があった。それでかれは生きてこられた。それを、好きな本に寄せて綴ったエッセーだ。 ちょい…
旧(読書)
うさぎに関する雑多な情報が満載だ。飼い方と並んで調理法も。 わたしのお気に入りは、うさぎにまつわる国内外の言い伝え、まじないの類い。 今や使われない言い回しがいっぱいある。 うさぎはペットとして需要が上昇しつづけていると…