書評ではない。読書日記なのに、書評以上に読みたくさせるヤバイ人だ。詩集・歌集が多いのも特徴的。なにより奇天烈(でもあり崇高)なのは、あとがきに「私は本のある世界に生まれたことに感謝すべきなのか。きっと、そうなんだろう」とあって、オススメ!とか必読!とか押しつけがましくないところ。自然体の「本のあるくらし」がそこにあるということだけが描かれている。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
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