季語のまつわることばの語源やエピソードの玉石混淆を古今東西から集めに蒐めた一冊。ネット検索でも見つからないネタもあって読み応えたっぷり。惜しむらくは出典があきらかでないので検証できない。海苔(のり)の名前のルーツが仏法の「法」(のり)に因んで、なんてのは尤もらしい室町期の史実を紹介してるが、この上なく怪しい。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
https://nindo.junyo-snow.com/2021/08/06/utau2/
