驚愕のビートルズ音楽オタク本だ。"オタク"と形容するとネガティブな印象を付けてしまって申し訳ないので、別の表現をさがしたい。楽曲ごとの一人一人の使用ギターや弾き方、移り変わるコードの詳説なんか序の口で、レコーディング現場の再現性に、とにかく恐れ入る。音楽にうといわたしでも、文章の小気味よさに、サウンドを鼻唄でなぞってしまったりする。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
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