〈文化〉を捉え直す――カルチュラル・セキュリティの発想 (岩波新書)

文化を語るとき政策とのからみでどう扱うか、誰が何を目的とするのかによって随分と見方が変わる。政争の具にすぎないような捉え方はいかがなものか。時には差異を尊重せよといわれたり、立場がかわれば淘汰は歴史の必然だったり。ああ、文化人類学は解釈の手助けにはなるが解決の役割をはたすことはないのだろうか。なんか学問のむなしさをチョッピリ感じちゃう。

 

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