新写真論: スマホと顔

現代そのものを切り取るゲンロン叢書の5冊目。スマホSNSによって写真は非日常でなくなったとはいえ、著者のいうように「写真」という名称を変えねばならんほどの革新なのか? プロから見ると、以前の写真たちと現今の写真そのものの違いは一目瞭然らしいから、おどろき。われわれは知らないうちに文化の変容の主体者にされている。撮る人と見る人などという区分みたいなものも、もはや無いから、主体と客体の区分も。。。

それでも、新「写真論」なんだね。いや、「新写真」論かも。

 

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