ある俳句戦記―詩華集にみる従軍俳句

重い句がならぶ。

葬り火の残れる草の蛍かな (ビルマの捕虜収容所で作られた句集『仏桑華』より)

 

戦争の前線にいて俳句をよめるものだろうか。終戦後にふりかえって句作するのは可能だが、はてさて。仮に詠めたとして、公開できたろうか。そんな好奇心から手にした一冊。

 

付記)WEBでこの本の画像を見つけられなかった。そんなに懸命に捜したわけじゃないが、2000年刊行でISBNだってついてるのに。

 

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