2018.03.02 旧(読書)junyo 食通小説の記号学 ビールが日本に輸入され定着するまで、どんなふうに小説で綴られていたか、なんて実に面白い。「ビールがうまい」というものの、どんなふうに美味いのか、ことばで表現できてきたのだろうか。 小説のなかで味覚がどう表現されてきたか、さらにはどこまで表現可能なのかを検証しつつ、飲食物が日本で定着するとはどういうことか、文章の中で記号として定着することに他ならないと教えてくれる。 FacebookXHatenaPocketCopy