幸福な絶望

平静29年をしめくくるに当たり、今のわたしに相応しい?一冊。

詩人・小説家である坂口恭平は、かれの妻にいわせると"躁鬱王子"。そんな命名をしてしまう妻とのやりとりを赤裸々につづった「不安西遊記」は圧巻、あっか~ん。彼の小説が出来上がる影に、そんな毎日があったのかと考えたら、本作と小説のギャップに驚愕の連続。

 

うつ(鬱)で苦しむ人や家族が読んだら参考になることがあるかもしれない。(ないかもしれないが、もしも死ぬことを考えるひまがあるなら、ぜひ一読願いたい。)

 

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