「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 (光文社新書)

永遠に経済を発展させなければいけない幻想とどこかで折り合いをつけよう。そのために出来ることってなんだろ。

われわれが途上国とみなす(ことが妥当と思うのは奢りだろ)国々の多くで大衆の基底にある「Living for Today」(その日暮らし)。視座を換えれば、コピー商品売買文化は必ずしも悪事でない面もある。友人知人間の金の貸し借り(時には不払い)も支え合う文化だ。もはやそんな経済社会に戻れないと言ってしまえばそれまでだが、たかだか数百年だろ・・・と思って読んだ。

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