サラバンド・サラバンダ

図書館で藤沢周平作品にならんでいた。それだけの理由で手にしたのだが、表紙を見ただけで、呼ばれている気がした。本に。

 

【内容】

差出人にも、故人の名前にも、まったく心当たりのない香典返しの小包が自分宛てに届いた。むろん通夜も葬儀も行っていない。いったい何故、何のために。記憶を整えると、遠い昔に別れた女の名前が蘇り……。老いの入り口に立った男の憂いと怒り、焦燥、絶望、狂気、そしてエロス。芥川賞作家が円熟の筆で描く珠玉の短篇小説集。

 

【所感】

ああ、老年に近い中年50男の気持ちをなぞるような設定やら語り口やら・・・楽しくないし、疲れを煽るけれども、・・・そんなもんだなと立ち止まらせてもらった。さて、半歩前へ進むかな。

 

http://www.shinchosha.co.jp/book/316332/

 



 

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