不遇の天才作家・山田美妙に対する嵐山光三郎の愛情におどろくばかりだ。
それと、山田美妙と彼の後輩に当たる尾崎紅葉との批評合戦のくだりは読んでいて実に楽しくなる。
作家同士が公開紙上で真剣に批判し合う、それも友情あればこその熱戦に、いい時代があったんだなあと感じずにはいられない。
旧(読書)junyo
不遇の天才作家・山田美妙に対する嵐山光三郎の愛情におどろくばかりだ。
それと、山田美妙と彼の後輩に当たる尾崎紅葉との批評合戦のくだりは読んでいて実に楽しくなる。
作家同士が公開紙上で真剣に批判し合う、それも友情あればこその熱戦に、いい時代があったんだなあと感じずにはいられない。
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
https://nindo.junyo-snow.com/2021/08/06/utau2/