化学で「透明人間」になれますか?~人類の夢をかなえる最新研究15~ (光文社新書)
対話形式で進行する本書の登場人物は2人。一人はサトウ博士(著者自身)で相方はショウコさん(妻)という設定。妻の紹介文は「食べることと楽しいことが好き。夫の研究内容にはあまり興味がないが、長いウンチク話は妻のつとめとして聞…
旧(読書)
対話形式で進行する本書の登場人物は2人。一人はサトウ博士(著者自身)で相方はショウコさん(妻)という設定。妻の紹介文は「食べることと楽しいことが好き。夫の研究内容にはあまり興味がないが、長いウンチク話は妻のつとめとして聞…
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「筆洗」は東京新聞のコラムの名称。担当記者としては先代の堀古蝶(俳人でもある)が聳えていて、同名の書がシリーズである。林伸太郎の本書の評価はやや低いみたいだが、わたしは好き。さらりと読みやすいので軽く見てしまいがちだが、…
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寓話としての出来映えはサッパリだ。未来への提言として理解できるが、面白くはない。唯一いいぞ、と感じたのは裏表紙にかかった帯の文字。「この本にも値段がついているのが、ちょっとだけ不本意です(苦笑)。…&hel…
旧(読書)
畏れ多い言い方になるが、この本は戦後まもない迷著にもかかわらず名著として受容された貴重な歴史書だと思う。 右から左へ読ませる扁額風縦書き表記を見ただけで時代を感じさせる。前年刊行本の縮刷版として1月20日発行で2月10日…
旧(読書)
現行憲法はGHQに押しつけられた憲法にすぎないのか。GHQと日本国政府の外交的駆け引きのドラマが描かれている。昨今の憲法改正論議では憲法九条ばかりが取り沙汰されるが、何を守る議論なのか。かつて天皇制存続に命をかけ翻弄され…
旧(読書)
東京裁判に限定した記録と取材がつまっている。わたしが新奇に接したのは、戦犯の夫人らの言動がわずかながらも紹介されている点だ。司令官杉山元の自決を追った夫人の自死のようす。隠匿された遺骨をめぐる東条英機夫人の発言。 くわえ…
旧(読書)
「日本はまだ普請中だ」のタイトルが写真の鴎外の口からこぼれているように思えた。遠い存在となってしまっている鴎外を平成の時代に呼び寄せたら、そんな趣向を著者は企んだんだろうか。 600ページを超え、4,000…
旧(読書)
わたし自身、混血ということば・文字を注視したのは初めてかも知れない。「日本人の血」概念そのものが曖昧模糊としているのに、自称100%日本人の血が流れていると根拠無く信じて疑うことすらない日本人がここにもいる。大半の日本人…
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身がふるえるほどの奇縁で手にした一冊。昨日紹介の『澁江抽斎』を図書館の書庫から出してもらっている間、書棚を見て回っていて著者名「小堀鴎一郎」の「鴎」字に反応した。めずらしい字が入ってるなあと思ったら、彼は鴎外の孫だった。…
旧(読書)
昨日の須賀敦子の思い出の本の一冊がこれ。彼女の父は森鴎外の著作として何を読んだかと問い、『澀江抽斎』を読まずにどうすると指南したのだ。澀江抽斎? わたしも須賀さんと同じで、森鴎外の文学作品を読んできたけれど抽斎なんて人の…