音声訳グループ「はなみずき」

今日の愛媛新聞で知った、2006年からつづく音声訳ボランティア団体の苦労の数々。音声訳に関する専門講座を受講した東温市民有志が、当初は市の広報誌朗読をしていたのだが、今は愛媛新聞のコラムなどを中心に毎月朗読CDを作成して無償配布している。それも手渡しで。これまでわたしはこの手の活動について、(言い方が悪くて申し訳ないが)読むだけでしょ、と侮っていた。(ほんとうにご免なさい。)同音異義語や難解なことばは言い換えもするし、説明を加えたりもする。そのための勉強、下準備もいるだろう。グループの皆さんの録音作業、編集作業は、「録音日の翌日には届けたい」という思いやりを形にするために未明まで作業することもあるとか。メンバーの多くは60~70代の年長者だから、その情熱には頭が下がる。これからも頑張っていただきたいし、志は見習いたいもんだ。

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