愛媛新聞一面コラムには筆者の近所の公立中学校の話として、女子制服にスラックス登場を紹介。「配慮だけを強調するとかえって選びにくい」点を挙げている。地方によっては既に男子制服にスカートも選択可というニュースも耳にしたが、上から目線の「配慮してやってる」感が結構多いのではないかと危惧している。中学生の場合、生徒からのボトムアップというのがどこまで可能性があるのか、という視点もほしいし、単に制度としての制服ルール変更だけで先進的だと勘違いしないでほしい。へたをすると、それを機にトランスジェンダーへの偏見が顕在化する心配もある。教育という大きな枠のなかで教育委員会や教職員が共通認識のもとに、性差そのものやら性差差別のことを自然体で語れる学校環境を構築して欲しい。
おりしも外国の高校生制服についてこんなニュースを見た。
カナダ東部のケベック州にある複数の学校で、制服のルールに抗議するために、男子生徒がスカートを履いて登校している。
YAHOO!JAPANニュース10/12(月) 14:59配信/HUFFPOST
さて、高校生と中学生では随分違うことをあらためて意識して、この問題を国の内外で注視していきたいと思う。