人は科学が苦手 アメリカ「科学不信」の現場から (光文社新書)

サブタイトルにある通り、これは米国の話なんだ。カトリック教徒にとって進化論は現代でもタブーであって、ローマ法王が科学的知見を語ったとしても、大衆は宗教的信条のほうに支配されたままらしい・・・なんて話は珍しくないのだが、本書を読んでも事実確認しただけで、日本人のわたしには何の新鮮味も、納得できる論理立ても、無かった。あらら。

できれば、さらに日本の話題を俎上にして科学と政治の判断力まで論じて欲しいもんだ。(宗教的信条が希薄な国の問題として。)

 

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