朝鮮と日本に生きる――済州島から猪飼野へ (岩波新書)

金時鐘さんの、詩集以外を初めて読む。(昭和27年の)吹田事件のことを何にも知らなかった自分がなさけない。大阪(の吹田の比較的近く)で生まれ育ったわたしなのに、この年になるまで、気にも止めずに生きてきてしまった。周囲にいた在日の子のなかには、縁者があったかもしれない。

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