古詩墨場必携

きのう漱石漢詩に注目した本を読んだ流れで、漢詩を読んでみたくなった。とはいえ、昨日の著者をはるかに上回る門外漢のわたし。そこで思い出したのが本書。文庫版と新書版の中間くらいの手軽さで目次の構成がゆにーく。詩句の長さごとにならんでいる。五字、七字、八字、……百五十字まで。まあわたしが見るのは20字くらいまでだけど。

 

ちょっと気に入った詩句はこちら。

虎嘯けば谷風起り 龍踊れば景雲浮ぶ 同聲は好く相応じ 同気は自ら相求む

 

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