数篇ごとに添えられた、訳者のワンポイント解説がいい味を出している。16世紀末うまれの英国詩人の作品をあじわうには、それなりの解説が必要かなあと思ってしまう。「戯れに」と題した作中の葡萄酒は原作では古代ローマの銘酒「カエクブム」になっている、とあるのは気になるなあ。ワインに詳しくない身としては、カエクブムと訳さなかったことが逆に気になる。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
https://nindo.junyo-snow.com/2021/08/06/utau2/
