坂の上の雲 三(新装版2004年刊)

巻末にある「首山堡と落合」と題した付録文書が興味深い。ロシア侵攻の際の首山堡攻撃を作戦としたのは誰か。司馬さんはこの物語を史実に忠実にしなければならなかったらしくて、誤りに気づいた点を公開している。後の改訂にも言及。

 

すごい人だなあと思う一方で、「司馬史観」と評されたための苦悩を垣間見た。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。