読書 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ! (筑摩選書)森岡正博著 2020.12.13 junyo 反出生主義そのものは古代から今に連なるひとつの思想だ。(今日の愛媛新聞書評欄で)評者・加藤秀一さんはその流れを「連綿たる流れ(濁流?)」と書いている。清濁あわせもつのが人類の知の歴史である以上、目を背けずに真摯に俯瞰して…