それでも、日本人は「戦争」を選んだ

日本の近現代史をそう簡単に語れるはずはないってことを、ずばり「三〇年代の教訓とはなにかと聞かれてすぐに答えられますか」と詰め寄ってくださる。そして中高生のために抗議した5日間をここにまとめてくれたことに感謝する。

これを読めば、国民がいかに政治にむきあうべきかが見えてくる。だから中高年もよまなければ。

はじめて知った人物の話は新鮮だった。昭和のはじめに、軍人でありながら平和思想を説いた水野廣徳。単純な平和思想じゃなくて、日本は戦争資格がないから戦争するなとの論理。そんな軍人がいてもなお戦争に突入したことが重大なのだ。  

 

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