東日本大震災直後のトモダチ作戦で被ばくしたと訴えている米国海軍の元軍人の声をリポートしている。(すべてを鵜呑みにはしないが、目をそむけてはいけない。)個人に焦点を当てることで見えてくることが、福島原発事故についても、米軍という組織についてもたくさんあるに違いない。
東京電力を相手取った裁判そのものの行方に関心を向けつつ、一番の関心事は、それでも日本が好きだと語る元兵士たちのナマの声やこれからの人生。
内容(「BOOK」データベースより)
東日本大震災から七年。称賛されたトモダチ作戦の裏で、従事した兵士たちは白血病など様々な病を発症していた。恐るべき被害の補償を求め、元兵士らが提訴。現在、原告数は四〇〇人以上にのぼる。誰が、何を隠そうとしているのか―日米のジャーナリストが被ばくの真実を追った。