たった一つの、私のものではない言葉

よりによって疲れている時に手を出すべきでない本と直感しつつも、ページを繰っている愚かしい自分がいる。ジャック・デリダを読むには体力がいることがわかった。元気になったらまたコメントしよ。

内容(「BOOK」データベースより)

「私は一つの言語しか持っていない、ところがそれは私の言語ではない」―この二律背反する、特異な命題が指し示す言語経験は、我々にとって何を意味するのか。フランス植民地下のアルジェリア―矛盾と葛藤に充ちたデリダ自身の自己形成の物語を通して、ポストコロニアルの時代における、言語・文化的アイデンティティと政治、母語、翻訳をめぐる脱構築的考察が展開する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。