リアルならふしぎだらけというほかないのに、リアリティのあるもやもや感満載の本物の小説。表紙のイラストは主人公の、新聞配達する少年とおぼしき。かれは毎朝、日本の現状を運んでいるのだが、自身のことは生い立ちも、これからも知らない。ところが、偶然と思われた出会いの数々からやがて・・・スリリングな旅路へ。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
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